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あすはの会の若手職員に聞く!あすはの会の特徴

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福祉業界で働くことに興味があるけれど、実際の職場環境や働きがいについて知りたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、あすはの会で働く若手職員2名に、入職のきっかけから職場の魅力、やりがいまで、リアルな声を聞かせていただきました。

佐藤さんは今年入職の新卒1年目、宮脇さんは現在2年目として活躍されています。
同世代の二人だからこそ語れる、等身大の体験談をお届けします。

01入職のきっかけについて

佐藤: 宮脇さんは入職のきっかけって何かありましたか?

宮脇: 私は大学で心理学を専攻してたんですよ。でも、大学の頃にやりたい仕事が特にあるわけじゃなかったので、場所も気にせず、就職の時は広告も見たし、営業も見たし、農業も見に行ったりしてました。結局最終的に20社とか30社いかないくらい受けて、内定3つ出たんですけど、全部福祉だったんで。「じゃあもう福祉やるしかねえな」と思って。

佐藤: 聞いた話では佐賀県の企業とかも受けてたんですよね?

宮脇: そう!佐賀も行ったし、北海道も行ったんですよ。

佐藤: 遠くに行くのに抵抗とかなかったんですか?

宮脇: 私は別に抵抗なかったですね。就職したら一人暮らしをするのは前提にしてたんで、一人暮らしするならどこ住んでも一緒かなって。で、地元か、あすはの会か、佐賀かなと思って、あすはの会が一番給料良かったんでここにしました。(笑)

佐藤: すごい行動力ですね。僕はずっと地元に住んでるんですけど、地元から離れて県外で就職することは考えられなかったので本当に勇気があるなって思います。

宮脇: 新卒ですって言って会社見せてくださいなんて、多分あの時しかできないんで色々見ましたね。

02あすはの会はどんな法人?

佐藤: あすはの会ってどんな法人だと思いますか?

宮脇: すごく自由だし、いい意味で上下関係に壁がないかな。年上だから多少は気遣いますけど、課長でも施設長でもそれこそ長く勤めてる人とかに関しても、別にそこまで固くならなくてもいいっていう。逆にその上の人たちもこっちに関してそこまですごい気を使わなくて、いい意味で優しくないというところはあるんで。(笑)

佐藤: 僕も居心地がいい法人だなと思ってます。自分はまだ入職して6ヶ月経ったところだし、元々環境に慣れるのにすごく時間がかかるタイプなんですけど、自分を出しやすい感じがあるというか。あんまり周りの目とか気にしなくていいし、上司におべっかしなくていいし。そういうのってやっぱり最初はしちゃうと思うんですけど、壁がそんなにない。すごく馴染みやすかったです。

宮脇: 私も入ったばっかりの頃びっくりしました。社会人で新卒なのにこんなに気使わなくていいんだって思った。社会人こんなに緩くても成り立ってるんだ、すごいやったーって。(笑)

佐藤: でも仕事はみんなちゃんとしてますよね。働く時はしっかり働きますし、そこはちゃんとやってます。

03仕事で大事にしていること

佐藤: 仕事をする上で意識していることは、なるべく利用者の方々を一人の人間として、ちゃんと向き合うことですね。割とこういう福祉系の仕事って、逆に距離感が近くなりすぎてしまって、だんだん雑になっちゃったりとか、声掛けがすごい友達同士みたいになっちゃうかもしれないと思ってるんですけど、なるべく自分は適切な距離感を保って、一個人として関係を築いた上で、丁寧に接するようにしています。

宮脇: 福祉の仕事を考えると、どこまで行っても福祉のサービスには変わりはないんですよ、仕事として。住むところとかお風呂を用意するとかご飯を用意するとかっていう提供するものを、ただ提供するものって言っちゃえばそうなんですけど、やっぱり利用者さんにとっては住むところであって、もうほぼ家なんですよ。

佐藤: そうですね、命を預かってるってことですよね。

宮脇: そうそう。自立はしていても命を預かってるっていうところには変わりはないです。そういう風になってくると、私たちのやってる仕事ってそれ相応に重たいことを一生懸命やるっていう状況にはなってくるんで。一個の意識の問題として、やってることがサービスって名前だけど命関わることだよっていうのは、自分の中でちゃんと意識をしながら働いてます。

佐藤: でも、全部危ないからダメっていうわけじゃないんですよね。

宮脇: そうそう。じゃあその命の安全のために危ないものを全部排除するとか、外出やめましょうとか、デザートも無難なものにしましょうとかじゃなくて。ちゃんとある程度安全を自分たちで考慮した上で、楽しんでもらえる生活、人生を豊かにする生活を用意するのも私たちの仕事だと思っているので。命を預かっているっていう責任感と、それを守りながらある程度楽しいことだとか彩りの部分をきちんと提供できるように仕事をしようと思いながら働いています。

04やりがいを感じる瞬間

佐藤: 忙しかったりドタバタしたりとかですごく追われてる感じがしちゃうんですけど、利用者の方々と思いがけないところで面白いことが起こったりで楽しいんですよね。一般的にはコミュニケーションにハードルがある感じの方々っていうイメージあるかもしれないですが、全然そんなの気にならなくて、楽しくコミュニケーションできたり。人と人との関わりだから、いろんな楽しいシーンがでてくるので、皆さんにもそれに出会ってほしいですね。(笑)特に利用者さんの笑顔を見れた時はすごくやりがいを感じます。

宮脇: 今年に入ってくらいからなんですけど、うちの事業所ってたまに職員と利用者で外出するんですよ。「たまには外でご飯食べましょう」みたいな。私も去年から少しずつ外出を行っていたんですけど、今年に入ってから、外出が分かっている利用者さんがそれを思い出した途端に、僕を指差して「連れてって!連れてって!」って話しかけてきてくれるんですよ(笑)

佐藤:それすごく分かります、特に名前で呼んでくれたりしたら嬉しいですよね。

宮脇: そうなんです!宮脇がすごく言いにくい名前らしくて、「宮脇」って言いにくかったから「宮崎」ってなったり、「宮…」みたいな形で止まっちゃう方が結構多い中で、1年経って私の名前をようやく覚えてくれた人が、何の前触れもなく急に「宮脇さん」って呼んでくれて。その時はすごく、こっちのこと分かってるんだな、それだけこっちも向こうに覚えてもらえるぐらい長く仕事をちゃんとしてきたんだなって思ったのは、そこはすごい達成感ありましたね。

05どんな人と働きたい?

佐藤: 本当に、いろんな人に来てほしいです。あすはの会に限らずだとは思うんですけど、福祉業界ってなんとなくいろんな経緯がある人、いろんなバックグラウンドを持った人がすごく多い印象があります。仕事の内容とかに少し抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、それ抜きにしてすごいやりがいを感じるものですし。少し興味があるとか、漠然と人の役に立ちたい方でも全然いいです。業界的にも人手不足でもあるし。とにかくいろんな人がいた方が楽しいなって。ちょっとでも気になったら、ぜひちょっと見学だけでも、来てもらえると嬉しいです。

宮脇: 真面目に働く人がいいですかね。まあ、8割本気2割冗談ぐらいなんですけど。個人的にはちょっと社会の中で生きづらさを感じている人に関しては、この仕事はとてもいいんじゃないかなってすごい思ってて。佐藤さんの言う通り、業界的に人手不足なんで猫でも犬でも何でも手伝ってくれるなら手伝ってほしいっていうのが事実ではあるんですけど。(笑)

佐藤: 確かに人手は欲しいですね。

宮脇: ただ、どんな仕事も大変ではある中で、やっぱり福祉って対人関係の仕事だし、支援のことや個人の配慮で頭も使いますね。あとは、こっちのちょっと体調悪いとかちょっとメンタル疲れてるとかに関係なく利用者さんに支援が必要で一日中身体を動かすので総合的な体力ってすごい求められる仕事だと思いますね。

例えば「利用者さんとこういうことがうまくできなかった」「あの人にはこれができて自分にはこれができていない」「仕事でこういうことができなかった」みたいに色んなことをすごく複雑に考えすぎちゃう人だと、体力が削れすぎちゃうかも知れないので自分の身を保てない時が来るかもしれないです。(泣)

ただ、あすはの会では、そういった方にも手を差し伸べて助け合いを大切にしてますけどね!

考え方がシンプルな方だと、失敗したから次切り替えていこうだとか、分からないからもっと聞こうとかっていうふうになると思うので、向き不向きでお伝えすると後者になりますかね。

佐藤: なるほど、確かにそうですね。

宮脇: あと、社会に少し生きづらさを感じてるっていうのになってくると、数ある職業の中でやっぱり福祉って受け皿が一番広いんです。居場所ないなら「じゃあ福祉おいで」って思ってるんで。働きたいけど他の仕事ができる気がしないっていう人は、なおのこと福祉におすすめです。本当に受け皿はすごく広いので、どんな方でも働ける環境ではあります。

なので、ぜひ興味のある方は一緒に働きましょう。

佐藤: 是非見学等もお待ちしてます。

06終わりに

この対談を通して、あすはの会の自由度の高さ、働きやすさ、そして利用者一人一人を大切にする姿勢が伝わってきました。
福祉の仕事に興味がある方、働く場所で悩んでいる方にとって、とても参考になる内容だったのではないでしょうか。

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今⽇の芽を明⽇の葉に