コンセプトConcept

トップ / コンセプト

育てよう、明日の葉。

あなたと奏で育む未来

私たちは、対人支援をする上で、「感情的になること」と「感情を伝えること」の違いを、職員に伝えるようにしています。
色々な言葉で福祉を語ることは出来ますが、つかみどころのない『心』を引き合いに、法人のコンセプトをお伝えしたいと思います。

私たちの目の前には、支援を必要とする利用者や、その家族がいて、地域の人たちがいて、共に働く仲間がいます。
心は、誰かといる時、誰かのことを想う時に、自分とその人(たち)の間に芽生えるもの、と私たちは捉えています。
私たちは、様々な関わり合いの中で生じる仄かな芽を、明日への確かな葉に育て行きます。そういった小さな営みの積み重ねの中で、より良い支援が見えてくる、そのように思うところです。

あなたと奏で育む明日の葉

基本理念 Philosophy

利用者一人ひとりの自己実現

あすはの会は、福祉サービスとしての住居、余暇、就労、相談といった様々な支えを用意し、利用者一人ひとりに寄り添い、様々な経験を通し、地域の中で自分らしくいきいきとした生活が送れることを願い、この実現に努めます。

職員一人ひとりの自己実現

あすはの会は、職員一人ひとりが、利用者支援の仕事を通して、さまざまなことに挑戦し、利用者とともに成長し、さらに夢をもっていける職員になってほしいと願い、この実現に努めます。

経営方針 Management policy

法人のネットワーク

福生市、昭島市、武蔵村山市の三市で、法人本部を中心に半径4キロの範囲で福祉事業を展開しています。

「個別支援」の実現

私たちが何より大切にしているのは、アセスメントです。
知識や技術より、利用者を理解しようとする態度、姿勢を涵養する実践と捉えています。

音楽療法の充実と発展

音楽療法には、ソーシャルワーク実践の一つに切り口として、大きな可能性があり、将来の自由度を拡げるリハビリ専門職連携の一翼を担う等、法人の発展と担うべき課題の変化に合わせ、進化し続けています。

文化活動への取り組み

音楽療法の他にも、創作活動、園芸療法を取り入れ、利用者の作品展の開催や出版物の上梓、農作物の収穫、事例報告検討会の実施などに取り組んでいます。

セミナー等の情報発信

事例報告検討会の他、児童発達支援センターにおいて、療育や児童福祉に関するセミナーを定期的に開催しております。相談支援センターでは地域事業所への権利擁護・虐待防止研修の開催をしています。

代表メッセージ Message

新しいアイデンティティの芽生え

あすはの会は、社会福祉法人として、1994(平成6)年に認可されてから、2024(令和6)年3月で30周年を迎えることができました。
福生学園と福生あらたま寮でスタートした事業も、現在は福生第二学園、三ツ藤あらたま寮(ハーモニーむらやまに発展的に解消)みしょう、就労プラザあいあい、児童発達プラザホエール、福生市児童発達支援センターと8事業所に拡大致しました。これもひとえに皆様のご理解とご支援の賜と深く感謝しております。
この30周年を契機に、法人の中に新しい動きが出てきております。評議員からあすはの会の理念の拡大について提言があり、利用者の作品展に携わった職員からは「毎年作品展を開催したい」との意見や、音楽療法コミュニティ(音楽療法士の職員の集まり)より「あすはサンキュー30音頭」といった新しい曲の創作が行われました。
確実にあすはの会に新しいアイデンテイティの芽生えを感じております。
これからも日々の実践をリフレクションしながら、利用者の自己実現のために、また、地域社会のおける社会課題解決のための重要な社会資源のひとつとして、あすはの会は歩みを進めていきたいと考えております。

代表者 理事長 米山 岳廣

エントリー Entry

今⽇の芽を明⽇の葉に