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音大生必見!音楽を使える就職先5選

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「せっかく音大まで出たのに、音楽を仕事にできる道が見つからない」「音楽を続けたいけど、現実的なキャリアも考えないと」と考えていませんか。

そんな悩みを抱える音大生は少なくありません。
確かに、演奏家や音楽教師といった職業は狭き門ですが、「音楽を使って人の役に立つ」仕事は意外と多く存在します。
とくに、福祉や教育の現場では、音楽の力が求められる場面が増えています。

この記事では、音楽大学で培ったスキルを活かせる就職先を5つ厳選してご紹介し、音楽と福祉を融合させた支援を展開するあすはの会の取り組みも詳しく取り上げます。

音楽で誰かの「できた」を支えたい方、音楽を活かした仕事を探している方、そんなあなたに向けた、必読のガイドです。ぜひ参考にしてください。

01音楽を使える就職先5選

1|音楽教室の講師

ピアノや声楽、弦楽器、リトミックなど、自分の専門分野を活かして子どもから大人まで幅広く指導する仕事です。
個人教室の開業やフランチャイズ、大手音楽教室への就職など働き方は多様で、自分のスタイルに合ったキャリア設計が可能です。
演奏力だけでなく、教育的視点や人との信頼関係を築く力が求められるため、音楽家としての幅が広がります。

2|舞台・映像・演出の音楽スタッフ

舞台や映画、テレビ番組、イベントなどの制作現場で、BGMや効果音の選定・編集を担う仕事。
作編曲、DTM(デスクトップミュージック)、録音技術などのスキルが活かせます。
映像作品に感動を与える“音の演出”という役割は、裏方ながらクリエイティブ性の高い分野です。
芸術表現やメディアに関心がある音大生には注目の職種といえます。

3|福祉関連

病院や福祉施設などで、音楽を通じて心身のケアを行う専門職です。
クライアントの感情や身体状態に合わせて、歌唱や即興演奏、音による対話を用いることで、回復や安定を支援します。
専門資格が必要になる場合がありますが、音楽を“医療や福祉の言葉”として使える仕事として注目されています。
近年は高齢者施設、発達支援などでもニーズが拡大しています。

4|保育士・幼稚園教諭

日々の保育活動において音楽が果たす役割は非常に大きく、リトミック、歌、楽器演奏などを通して子どもたちの発達を促します。
ピアノやリズム感、表現力といった音大での経験が活かされる場面も豊富。
国家資格が必要ですが、音楽が好きな人には日々の仕事が楽しさにつながる分野です。
最近では保育士不足から転職支援制度も充実しており、音大卒の採用も増えています。

5|音楽関連企業でのキャリア

音楽出版社、楽器メーカー、音楽配信サービス企業など、音楽に関わるビジネスの世界でも音大生のスキルは求められています。
商品開発やイベント運営、アーティストマネジメント、教育コンテンツ制作など、音楽に関する幅広い知識と感性が活かされる仕事が多く存在します。
たとえば、楽器メーカーではプレイヤー目線での商品企画やデモ演奏、音楽ソフト会社では教材監修やユーザーサポートなど、演奏経験を活かしながらものづくりやサービス提供に関われるチャンスがあります。
ビジネススキルと音楽的素養の両方を活かしたい方にとっては、企業でのキャリアも有力な選択肢となるでしょう。

02あすはの会が取り組む音楽療法

ここまで、音楽に携わるお仕事をご紹介いたしましたが、音楽を使う仕事は、演奏や教育に限りません。
たとえば福祉の現場でも、音楽は感情を表現し、人とつながる大切な手段として注目されています。
音楽療法士のような専門職だけでなく、資格がなくても音楽の得意な人が活躍できる場もあります。

ここでは、福祉の現場で音楽を“働く力”に変えているあすはの会の取り組みをご紹介します。

■音楽の力を、「働く力」へと変えていく

東京都福生市を拠点に障がい者支援事業を展開するあすはの会では、音楽を取り入れたユニークな支援活動を行っています。
音楽は、単に「楽しみ」や「癒し」ではなく、利用者一人ひとりが自己表現をし、自信を育てていくための“働く力”として捉えられています。

■一人ひとりに寄り添う、音楽支援のスタイル

あすはの会では、決まったプログラムを押しつけることはしません。
歌いたい人は歌い、楽器を鳴らしたい人は鳴らす。
自分のペースで参加できる環境が整っており、スタッフはその気持ちに丁寧に寄り添います。
楽器を使ってリズムに乗ったり、即興でメロディをつけたりと、「できること」を起点にした関わり方が特徴です。

■音楽を介した関係性づくり

「音楽を通じて、ふだん話せない人とも心が通う瞬間がある」
これはあるスタッフの言葉です。

歌や音は、言葉よりも先に人の心に届くことがあります。
とくに、言語でのコミュニケーションが難しい利用者にとって、音楽は自分の気持ちを伝える大切な手段。
そうした“つながる力”を引き出すのが、あすはの会の音楽支援です。

■音楽経験者が活躍できる現場

「音楽が得意」というだけで、福祉現場では大きな強みになります。
あすはの会では、音大出身のスタッフやバンド活動をしていた職員が、現場で個性を活かしながら活躍中です。

音楽療法に専門的な資格がなくても、「音楽を通じて人と関わりたい」という思いがあれば、現場での経験を積みながら十分に成長していくことができます。

03まとめ

音楽を学んできたからこそ、音楽にこだわって生きたい。
でも、それは“演奏家”や“講師”に限られた道ではありません。

教育、芸術、地域づくり、そして福祉
音楽は今、もっと身近な場所で、人の心を支える力として必要とされています。
あすはの会で、生活支援員として働きながら、音楽のすばらしさを皆さんに伝えることも可能です。

詳しくはあすはの会採用サイトの下記をごらんください。
https://recruit.asuha.or.jp/music-therapy/

あすはの会が実践する音楽療法は、障がいのある方の心をひらき、社会へ一歩を踏み出すきっかけをつくっています。
あなたの奏でる音が、誰かの「できた」や「楽しい」につながる仕事が、ここにはあります。

音大生としての経験や感性は、きっと、誰かの人生を変える力になる。
「音楽を続けたい」「人の役に立ちたい」と願うあなたにとって、福祉の世界はあたらしい舞台になるかもしれません。

あなたの好きな音楽を活かして誰かの「できた」を支える仕事に、あなたもチャレンジしてみませんか?

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今⽇の芽を明⽇の葉に